2005/01/07
<日本は51番目の州になり下がるのか?>
アメリカの新しい農務長官に指名されているヨハンズ氏は、議会上院の公聴会で証言し、「日本への牛肉輸出の再開は最優先の課題だ」と強い決意を語りました。
次期農務長官・ヨハンズ氏:「科学的な問題にも、すでに答えは出ている。今こそ(日本が)市場再開に合意する時だ」
ヨハンズ氏は、さらに「この問題が最優先の課題だ」と述べ、日本への牛肉輸出再開に強い意欲を示しました。BSE(狂牛病)の問題については、月齢20カ月以下の牛に限って、検査なしで輸入を認める方向が日米の間で確認されていますが、月齢の判別方法をめぐる溝は埋まっていません。この日の公聴会を受けて、上院の農務委員会は、ヨハンズ氏の農務長官就任を承認しました。ヨハンズ次期長官のもとで、今後のBSE協議がさらに加速される可能性が出てきました。 (C) CABLE NEWS NETWORK 2005 [7日18時53分更新]