2005/01/16
<政治家の圧力が加わったかどうかが問題とされるNHKの問題で、各メディアはまるで報道統制が敷かれているようだ。原因は、この問題の二面性に起因するからだろうか?
1. 今回の重大関心事は、政治家の圧力でNHKが番組内容を変えたのなら、問題があるのではないか?という点が唯一最大の関心事だ。番組の内容が何であったかは、全く問題でない。政治家の圧力があって番組内容が変更されることは、いかなる理由によってもあってはならない。この点で安部氏らを弾劾する!
2.天皇の戦争責任は、もちろん大日本帝国憲法下で行政権、軍統帥権、司法権は全て天皇が最高意思決定権者だったのだから、責任の有無は最終的に天皇の有罪無罪に帰する。
しかし、歴史家の研究によって既に南京大虐殺は嘘のコマーシャルの結果であり、事実無根だったことの証拠も上がったいるし、慰安婦は陸軍がレイプ防止の為に多額の賃金と厚遇で雇ったことも明らかになっている。東京裁判は、安部氏の言うとおり、検察が全て米英などの戦勝国からだされ、また、裁判官までが全員米英の戦勝国だけだった!また、弁護人の発言はたびたび制止され、発言の権利も無かった。これではまともな裁判にならない。だから、東京裁判自体無効であり、近衛、東条宰相、岸信介らをA級戦犯と呼ぶことも名誉毀損という自民-安部氏の意見は正しい。当然、全ての責任は天皇にあるが、それは日本は国の防衛の為にやむ終えずアメリカと闘ったのであり、これはD.マッカーサーも認めており、ある意味、日本こそ被害者なのだ。ましてや侵略戦争などでは決してなかった。弾劾されるべきは米国政府なのだ!!中国で行ったことは欧米の真似であり、日本人街の日本人の生命保護、自国の安全保障の為の戦いだった。朝鮮は真の日本の仮想敵国ロシアとの争奪戦で、ロシア領になるか、日本領になるかの違いだけだった。だから、旧日本軍、近衛総理、東条総理、日本政府、昭和天皇の行った戦争は、正しい防衛のための戦争であり、インドのパール裁判官が言うとおり日本国と日本人は全員無罪なのだ(パール判事は裁判途中で「公正でない」との理由で米英により、罷免されている。)!弾劾されるべきは、アジアを植民地にして、こき使い、収奪し、猿扱いした米、英、仏、蘭、独、豪、露の各国なのだ。よって自民 安部氏の日本擁護論は筋が通っている。
よって、NHKはNGOの誤った主張を取り入れて(4年前としては仕方がなかった)、アメリカ人の歴史認識を鵜呑みにした番組を作ってしまった。そして、天皇と日本軍に非があったかの如き旧左翼的な主張の番組を作ってしまった。(NHKの番組では米国人裁判官が、昭和天皇に死刑を宣告する。)それに怒りを感じるた安部氏の心情は察するにあまりある。だが、そこでNHKに圧力をかけたのは失態だ。安部氏は自分の権力を自覚して、不満があってもNHKとの接触を自重するべきだったのではないか?
結論:安部氏の思いは理解できるし、東条首相も、A級戦犯も、昭和天皇も無罪!断罪されるべきは、悪の元凶-米国ルーズベルトと米英仏蘭独ソ豪政府だ!しかし、放映直前にNHK最高幹部と接触し、内容を変更させた安部氏は自重するべきだった。結局、一番悪いのは、NHKだ!!安部氏もいかに正論といえども、放送の歪曲に関与したのは事実なのだから弾劾、批判はまぬがれない!>
-サンケイ・ニュース-
NHKは番組制作に当たりNGOの協力の下、女性法廷の準備過程から法廷運営委員会の様子、“判決”場面なども取材していたとされる。
だが、女性法廷には昭和天皇や日本政府、旧軍人らの主張を弁護する弁護士役が存在しなかった。専門家証人(鑑定人)には、一九九八年(平成十年)に「日本軍は暴力、誘拐、強要、詐欺の手段で慰安婦を確保した」とする事実誤認の報告書を国連人権委小委に提出した米国人のマクドゥーガル氏を起用し、法廷の運営に偏向があることが判明した。
このため、すべてを放映した場合、放送法三条二項に定める「政治的な公平」に抵触するのではないか、との指摘が局内で浮上。当時、番組の制作に携わった関係者が十四年に雑誌に寄せた手記によると、NHKは十三年一月十九日に教養部長が試写を見た結果、自主的に番組の手直しに着手し、昭和天皇有罪の判決、主催者の紹介などを削ったという。
(産経新聞)