2005/08/11
<山の神よ。あなたは今日も私を呼んだ。ここはどこ??そう、今から20年前行った山だ。でも、雲が掛かっていて見えない。ただ、とても高い、そして気高い山が雲の向こうにあることは解っている。ここは、群馬と長野の県境。妙義山だ。ここからでは北アルプスの神は見えないか。しかし、雲とガスの向こうに気高い山の神がいて、私を呼んだことは確かなことだ。>
白馬岳で崩落、1人死亡・1人生き埋め
北アルプスの白馬岳で大規模な土砂崩れがあり、1人が死亡1人がけがをしました。現場では女性1人が生き埋めになっていると見られています。
土砂崩落は白馬岳の大雪渓で11日午前7時半頃に発生し、男性2人と女性1人の合わせて3人が巻き込まれたと見られています。幅50メートル、長さ200メートルにわたって土砂が崩落しました。
このうち、男性2人は発見され、大阪府堺市の田中銀之輔さん(65)が死亡、長野県明科町の大久保洋さん(57)は頭などに軽いけがをしました。
「音がしたのでわかった。崩落しだした直後は見えなかったですが、真横一直線に岩の踊っている土砂がこっちに向かって下ってくるといった感じでしたね。転んだ時に岩が乗っかって、もう駄目かなと一瞬思いましたね」(大久保洋さん)
現場では生き埋めになっていると見られる女性1人の救助活動が進められましたが、11日夕方に一旦打ち切られました。12日に捜索を再開する予定ですが、現場は小規模な崩落が続いていて、作業は難航しそうです。(11日17:52)