2005/08/12
<イランの原発の平和利用は、イランの権利!日本も原発を持っているではないか??他の国がどうこう言う権利はない!!また、米国の発言は、「イラクの次はイランか?」とも捕らえられかねない。米国は、イスラエルの核武装を認めても、イランの原発平和利用は認めないというのか??安保理でも何でも付託するがいい。多くのこれから原発の平和利用を進めようという世界各国の反発をくらうだけだ。
言って置くが、世界は米国と欧州だけで動いているのではない!!>
イラン非難決議案を採択 ウラン転換中止を要求
国際原子力機関(IAEA)緊急理事会(35カ国)は11日、イランのウラン転換作業再開に「深刻な懸念」を表明、作業の即時中止とウラン濃縮関連活動の停止継続を求める非難決議案を全会一致で採択した。
これに先立ち、イランは10日、IAEAの監視の下、中部イスファハンのウラン転換施設の封印を解除し、施設を全面稼働させる意思を表明。米国が「国際社会の懸念を無視する行動だ」と非難するなど緊張が高まっている。
決議には核問題の国連安全保障理事会への付託は盛り込まれていないが、IAEAのエルバラダイ事務局長に9月3日までにイランの決議履行状況を報告するよう要請し、事実上の期限を設定。英国、ドイツ、フランスの欧州3カ国と米国はイランが期限までに決議に従わず、転換作業を継続した場合、次回9月の理事会で、安保理付託を求める構えだ。
理事会の協議では、欧州連合(EU)諸国、日本、ロシア、中国などが「イランに自制を求める強いメッセージを送る必要がある」との認識で決議案に同意。しかし非同盟諸国が「ウラン濃縮関連活動の停止はイランの自発的な措置だったはずだ」と難色を示し、原子力の平和利用に制約を設けることを懸念するブラジル、アルゼンチンなどが同調したため、調整は一時難航した。
原子力の平和利用の権利があると主張するイランは8日、同施設で初期工程の転換作業を再開。IAEAや欧米諸国は6フッ化ウランの製造工程など主要機器の封印を解除しないよう求めていた。(共同)
【URL】http://www.gensuikin.org/gnskn_nws/0404_3.htm