2005/09/19
民主党の前原代表の演説を聞きましたが、これはまさに保守二大政党時代の到来を意味していると思います。
前原民主党の政策課題の根源目標は「政権交代によって霞ヶ関の既得権益を破壊し、無駄のない小さな政府を目指す」とのことで、菅直人氏の「ホリエモンかホームレスか?失敗しても自殺しなくてもいい弱者の生存権の確保」という主張と好対照を見せた。
前原氏の主張が民主党新世代の主張、菅氏の主張が民主党旧世代の主張と言えるだろう。
結論として、民主党は、リベラル派から保守本流までを包含する自民党と、政策面では全く変わらない政党だと言えるだろう。
自民党と民主党の違いは、政策ではなく、霞ヶ関との関係が強いか弱いかの差であって、政策は同じで、今後は保守系二大政党時代の到来したというべきであろう。
【URL】http://www16.ocn.ne.jp/~ashi/book_list/4-7556-1098-2.html