2006/07/13
<かつての日本の植民地、台湾では、日本人の勤勉さ、規律と道徳を重んじる精神への尊敬の念がいまだにある。李登輝元総統もその一人で、日本人と台湾人が共に野原と荒野だった台湾を、一流の国に育てたことを誇りに思っている。
しかるに韓国では、現在でも、日本人に対する差別的感情から、日本の敗戦以前に日本政府と共同して国土の発展に貢献した人々に対する差別と懲罰が行われている。
そもそも、ことの発端はロシアの南下政策にあった。大国ロシアは、朝鮮半島を自国領土とし、日本をも自国領土と考えていた。当時、朝鮮半島の韓帝国は、近代化に遅れ、両班による貴族政治、賄賂政治が横行し、政権の崩壊寸前で、朝鮮人民は困窮していた。韓帝国政府は日本のように、産業、行政、教育、インフラ等の整備もせず、前近代的政治体制だったから、このまま放置すればロシア領として併合され、朝鮮はロシアの前線基地の体を示しただろう。それは日本の危機であり、そこで日本はロシアとの戦争に踏み切り、何とか勝利し、ロシアの脅威を一時撃退した。その後、前近代的政治体制の韓帝国政府の抜本的改革により、朝鮮の国土の発展と、日本の対ロシア防衛の為に、当時の韓帝国政府と条約を結び、平和裏に韓帝国は日本の領土となったのだ。
その後の日本領、朝鮮の発展は目覚しく、初等教育の充実から始まり、貧民でも京城帝国大学等への就学の道が開かれた。その恩恵に浴した一人は韓国大統領、朴大統領だった。日本の政策はそれだけではなく、賄賂政治の摘発、農業、工業の振興、病院の設置整備、道路の整備、などにより、以前の韓帝国時代とは全く様変わりし、近代半島が誕生したのだ。それは日本政府のお陰で、近代半島が誕生整備されたのだ。そして、現代の韓国の繁栄は、この日本政府と、朝鮮総督府の政策をそのまま受け継いでいるのである。言い換えれば、朝鮮総督府が現在の韓国の青写真と骨格を作ったと言えるだろう。
この様な植民地を大切にする政策があったから、台湾の大衆は、日本人に尊敬の念を感じることが多いのだろうが、韓国政府は正しい歴史から目をそむけ、日本統治の悪い点ばかりをほじくり出している。それは、韓国人の、自分の民族への自信のなさ、に由来することかもしれないと感じている。日本は、韓国人が正しく歴史を見ること、つまり、韓国の発展に日本総督府の政策が大きく寄与した側面が大きいことを見られるようになるまで、時間を掛けて見守る必要があるかも知れない。
しかし、「親日派」への財産没収などは、かなりの荒療治とも見て取れる。では、「親露派」への対応はどうするのだろうか??まず、それは問題視されないのであろう。
現在の韓国政府との協調は、韓国内で政権が交代しない限り難しいだろうが、できれば日韓友好の為には、常軌を逸した過激な日本バッシングと、日本人への差別的待遇はやめて欲しいものだ。>
韓国で「親日」財産没収が本格化 歴史清算の一環
韓国の盧武鉉大統領は13日、日本による朝鮮半島の植民地支配に協力したとされる「親日派」の子孫の土地などを国有化するための調査を行う「親日反民族行為者の財産調査委員会」委員の任命式を行った。盧大統領は「断固として進める」と話し、財産没収に向けた調査を本格化させる意向を示した。
土地の没収に向けた調査は盧政権の過去清算活動の一環。昨年12月に成立した「親日反民族行為者の財産回収特別法案」に基づき、同委員会の決定を経て「親日派」の子孫の土地財産は国庫に帰属させることになる。
これらの土地は植民地支配の過程で日本側に加担した高官や独立運動を弾圧するなど「重大な親日行為」をした者が、その対価として取得したとされる。(共同)
<下の写真は、李氏朝鮮第26代国王、大韓帝国初代皇帝 高宗(コジョン、1852年7月25日 - 1919年1月21日) >
【URL】http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%8E%E5%AE%8C%E7%94%A8