2007/04/06
1.<ソロモン地震について、日本政府の対応の遅さと、事態の受け止めの軽微なことに関してはがっかりだ。ソロモン諸島は、大戦中、死の島、ガダルカナル島があり、現在も邦人兵士の遺骨が多数残っている。メディアも大戦中のことを忘れたかのごとき、他人事報道には開いた口がふさがらない。日本政府は、先の大戦の天王山となった、ガ島を含む、ソロモン諸島の支援に、海上自衛による緊急物資、医療チームの派遣をなぜしなかったのか?また、現在検討されている支援も、過去の歴史的経緯や、モンゴロイドとしての、民族的親近感の観点からも、あまりにも軽視し過ぎている。
日本は、太平洋戦争中、軍令部等はいさしらず、兵は東洋平和と、西洋の植民地支配の妥当という目的の為に死していった。実際、多くの兵は、戦争が終わっても、現地の独立派と共に戦い、栄光あるアジアの独立戦争に死を以て貢献したではないか?
このことに鑑み、日本政府は、太平洋戦争中に兵を送ったすべてのアジア、南方諸島の災害に関しては、世界で唯一の支援可能な国として、この様な事態の際には、即刻海自でも、陸自でも、全力を挙げて蒙古斑のある同系民族を見捨てない心を以て、救難と人命救助、災害復興に責任を果たすべきではないか?>
ソロモン沖地震 政府が1300万円相当の緊急援助
2007年04月04日19時31分
日本政府は4日、南太平洋のソロモン諸島沖で起きた地震と津波災害の被災者支援のため、ソロモン諸島政府に毛布やプラスチックシートなど総額約1300万円相当の緊急援助物資を提供することを決めた。同日、ソロモン諸島政府から正式に支援要請を受け、緊急援助を行うこととした。
2.<拉致事件と日米同盟>
日本が拉致事件で苦しんでいる中、米国政府は、一方では、パトリオット迎撃ミサイルを入間に配備しておきながら、米朝協議の場では、北朝鮮の核技術の中東への拡散の阻止を最大目的とし、事実上、北朝鮮内部なら核保有を容認する方針に打って出た。
これは、日本を捨石にする行為であり、米国の自国の国益優先主義を露呈するものであり、日本はこれ以上、米国と行動を共にすることに何の利益も見えないのではないか?
日本政府は、中国との軍事協力を進め、中長期的には日米同盟から、日中同盟へ方針転換するべきではないか?この事が日本とアジアの平和に貢献するものと確信すると同時に、拉致事件も米国より、中国とのパイプを強化することが解決への近道ではないかと訴えたい。>
【URL】http://military.sakura.ne.jp/senki/tensin.htm