2019/09/25
ウィキペディア( Wikipedia ) の部落観
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%83%A8%E8%90%BD%E5%95%8F%E9%A1%8C
ウィキペディアでは、数年前までは、「部落は今は存在しないし、部落差別も存在しない、差別があるというのは虚妄」と堂々と主張してきた。
それが現在では大きく軌道修正してきている。
ただ、主な気になる点としては、
1.部落の起源は人種の違いの可能性が否定できない。
1.同和問題には、同和利権が存在し、逆差別の可能性がある、と言っている。
1.日本共産党の 小池晃氏 が、
「同和問題は基本的にすでに解消しており、不公正な同和対策を継続すること自体が新たな偏見を生み出すもの」とし、部落解放同盟による無法な利権あさりを批判し、またこのような批判を「差別」とされるのは完全な筋違いであると述べている。」
を正しい認識として採用している。
1.部落民の性格的特色として次のことを挙げている
惰民的土着体質(上昇志向を持たず、差別されることに諦めを持ち、部落で育ち部落で
生涯を終える。長男に多い)
奴隷的丑松体質(立身出世欲が強く、教師や警官などになって故郷を捨て、島崎藤村
『破戒』の主人公の丑松のように部落民としての出自を隠して過ごす。次男以下に多
い)
反逆性造反有理体質(戦闘的な野心家で無法者。極右になったり極左になったりヤク
ザになったりする)
1.ウィキペディアの論者の認識では、部落出身者の多くがヤクザ(暴力団)に加入、参加
するケースが多いと言っている。また、ヤクザの多くが部落出身というのは、アメリカ
のジャーナリストの「『カプラン』と『デュブロ』による報告」を高く評価していい
る。
B00Yの氷室京介さんなども、その様に捉えていいのでしょうか?もちろん、部落の人
たちが低所得の人が多く、低学歴が多いことも本当だと思います。ただ、ウィキの記
述には根拠が薄い気がします。実態と離れている。
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現在の部落問題(関連団体とインターネット)
「最近、都会やその近郊では近隣の住宅や人の移動などで存在が薄れ、部落差別は現在はほとんど意識されることがなくなった」とも言われるが、最近でもその存在その物をタブーとする人においては差別意識が改善されたのではなく、単に忌避意識が潜在化しているだけであるという解釈もある。
また、糾弾闘争に対して、近年では、「差別とされる内実も、被差別部落出身だからというよりも、強力な圧力団体がバックについているがゆえに敬遠され、差別解消を建前とする部落解放同盟が、反対に真の意味での差別解消を妨げている。自己目的化した団体は、本来の目的を達成することでその存在意義を失うことを恐れている」と言われている。
小池晃も「同和問題は基本的にすでに解消しており、不公正な同和対策を継続すること自体が新たな偏見を生み出すもの」とし、部落解放同盟による無法な利権あさりを批判し、またこのような批判を「差別」とされるのは完全な筋違いであると述べている。
その一方で、出版物やインターネットなどでアンダーグラウンド情報などとして、差別を煽動するような情報が流されるという事実もある(アマチュアパケット無線での「地名総鑑」流布事件)。
被差別部落と暴力団
「苛烈な『糾弾』への忌避感情」を利用して押し売りや恐喝などを行うえせ同和行為や、一部の関係者が暴力団化することも部落問題の解決を遅らせている一因となっている。群馬県の被差別部落の出で部落解放同盟埼玉県連に所属していた詩人植松安太郎は野間宏との対談で部落民の気質を、
惰民的土着体質(上昇志向を持たず、差別されることに諦めを持ち、部落で育ち部落で生涯を終える。長男に多い)
奴隷的丑松体質(立身出世欲が強く、教師や警官などになって故郷を捨て、島崎藤村『破戒』の主人公の丑松のように部落民としての出自を隠して過ごす。次男以下に多い)
反逆性造反有理体質(戦闘的な野心家で無法者。極右になったり極左になったりヤクザになったりする)
の3類型に分類し、この中の第3類型の部落民について「ご承知のとおり山口組のなかの70%は部落民だといわれているけれど、関東だって切った張ったのやくざの手下や用心棒のなかには部落民がいっぱいいるわけですよ」と語っている。会津小鉄会会長の高山登久太郎も「うちの若い者としては、同和関係が大体70%」と発言している。この70%という数値は、アメリカのジャーナリストのカプランとデュブロによる報告、すなわち「山口組の構成員25,000人のうち約70%の者がいわゆる『部落』出身者であり、約10%の者が韓国人等の外国人であった」と一致している。
中西義雄は「わたしは、福岡市内に横行するやくざ、不良、チンピラあるいはパチンコ屋の用心棒の多くが、部落民であることを否定しない」と記しつつ、「だが、彼とても好んで、やくざや用心棒になったのではない。根本的な原因は、部落民であるということだけで、就職の自由がないからである」と弁護した。
また、大阪の右翼団体のトップは「不良はある程度の年齢になると、ヤクザになるか、右翼になるか、同和にいくか進路を決めるんですわ」と発言している。これに対して鈴木智彦は「暴力団と政治団体と人権団体の三位一体は、裏社会最強のコンビネーションだ」、「大阪ではかつて、同和利権を制するものがヤクザ社会を制すると言われていた」と述べている。
鈴木智彦は大阪の同和地区に住み込んで暴力団を取材した上で「驚いたのは、暴力団と住民の距離が圧倒的に近いことだ。町内会の事務所にしょっちゅう顔を出し、会議に出席するばかりか、バザーや旅行などの行事にも積極的に参加する。というより、実質的な仕切りを暴力団がしていた。彼らは住民の代表なのだ。さすがにいまはもうないだろうが、祭りの際、山口組の代紋が入った法被を着ている5歳くらいの女の子がいた。そんな子供が御輿を担いでいるのに、誰もそれを気にしない」とも述べている。鈴木は、暴力団員に在日コリアンや被差別部落民が多いことを指摘しつつ、「我々の年代でこうした差別を暴力団になった理由には出来ないと思う。現代で差別というエクスキューズは通用しない」とも評している。