2020/09/16
今回の記事を読んで、重要な問題点が二つあります。
第一に、うつ病とうつの薬への偏見。
第二に、華原さんの発言が説得力がかなりあるのに、他の人の意見を一方的に正しいとして採用している点。
第一に、うつとうつ病について全く解ってない。
うつ病というのは、すそ野の広い病気。気分が沈むことがある、という程度の人から、トイレ以外は何も出来ずに寝ている、という人までいる。
うつ病の薬は効果がはっきり出る薬は基本的にはないです!
もし、飲んで直ぐに効果が出る、なんていう薬があったら、逆に依存性や、反転して躁状態になって気が大きくなるなどのリスクがあって、危なくて使えない。そんな簡単に躁に転じるなら、薬事承認も降りないでしょう。
以前、凄くうつから躁っぽくなる薬がありましたが(「リスパダール」)、それも直ぐに違法薬物に指定されて、今は処方されることはないです。
ちなみに、具体的には古い時代からある三環系、四環系、20年前位から使われているSSRI SNRI が良く使われていますが、極端なうつ軽減の特効薬的なものはなく、薬を服用しながら安静にしたり、負荷を少なくしたりして、改善を図るなどの方法がとられます。
うつの薬で、記事にあるような「放心状態」になるようなことは一切ありません!
そんな薬があったら、薬事承認が降りませんよ。
自分がうつを持っている、と公開して、メディアの仕事をしている人もいます。
文春オンラインの書き方では、まるで抗うつやくが、違法なこと、ものであるような書き方に見える。
まったくうつについても、うつ病についても理解が薄い。
うつやうつ傾向の人は、周囲に10%位いてもおかしくない現状。それなのにうつとうつ病について、非科学的な認識しか持っていない。これは偏見と妄想です。
きちんと科学的な根拠をもった文章を書いた欲しい。
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「薬をやめられない」で契約解除 華原朋美に“薬物乱用”“交通事故頻発”疑惑を直撃
「週刊文春」編集部
1. 9月14日、所属事務所「プロダクション尾木」(以下、尾木プロ)との契約解除が発表された歌手の華原朋美(46)。
「週刊文春」の取材に対し、華原本人が初めて契約解除について口を開いた。
尾木プロは各メディアに対し、書面でこう発表した。
〈此の度1999年~2007年、2012年~2020年と足掛け20年、弊社所属でありました「華原朋美」との契約を、本人からの申し入れもあり、8月31日をもって双方合意の上、解約致しましたことをご報告致します〉
華原本人の申し入れによる契約解除とのことだが、華原をよく知る音楽関係者は語る。
「表向きはそうなっていますが、実際はクビです。理由は若い頃から乱用していた精神安定剤や睡眠導入剤などの薬をやめられないからです。
テレビの仕事の現場に来ても目がうつろで、ここ2年くらいはほとんど仕事もできない状態でした。さらに薬の影響で、少なくともここ1年で、母親の家と(母が経営する)美術館がある那須で2度、新宿で1度、事故を起こしています。
特に今年3月には那須で、フェラーリを大破させる事故を起こし、その時も薬で酩酊状態だったようです」
9月14日夜、小誌は約1時間にわたり、契約解除となった理由や薬による“トラブル”などについて、華原に直撃した。
「契約解除は私からお願いしたんです。やっぱりあのコロナになってしまって、仕事が全然無いのと、あとー、子育てを中心に今やっているところなのでー、うーん、とてもじゃないけどやっぱりいま歌手のひとたちって仕事がないので、そういう意味合いで」
ゆったりとした口調で語る華原。
――子供を産んでからも薬がやめられなかったと聞いた。
「全然です。そうじゃなかったら母乳で育たないですよね、ここまで」
――母乳で育ててらっしゃるんですか?
「はい」
――睡眠薬とか抗うつ剤とか(母乳への影響があり)危ないとも聞く。
「はい。だから、そういうことはないんですけどもー」
――今年3月にはフェラーリで事故を起こしたが。
「あっ、あれはビーエム(BMW)のでっかいのと、私が乗っているフェラーリと、すれ違い様にぶつかったというやつですけれども、それは本当です。
でも、保険でもうあっちの修理も終わって、私が一方的にぶつけたわけではないので。だから100対0とか、10対0とか、そういうのではないですね」
2.「なんでそんなに薬にこだわるんですかねぇ」
――運転しているときに薬の影響で華原さんが酩酊状態だったという話も。
「(呆れたように笑いながら)誰から聞いたんですか(笑)、そんなこと。全く違いますねー」
――いつから薬は飲んでない?
「妊娠してからですね。去年の、一昨年? 一昨年からはもう全然。子供できるとやっぱり薬は飲めないので、うん、だからそういう状態でいますけど」
――事故が短期間に多過ぎる印象がある。薬の影響では?
「子供を産んでるんで、そんな(薬物中毒の)状態ではいられないですよ。夜泣きとか。
うちの子は夜泣きとかしないからあれですけど、母乳で育ててましたし、そういう可能性というのはまずないですよね」
――新宿の事故については?
「あれは、ベビーシッターとうちの息子が後ろに座っていて、後ろを振り返ったときにハンドルも一緒に右に動いてしまったっていうことですね。
左ハンドルだったんで」
――どこにぶつけた?
「ガードレールです。誰も怪我もせず」
――(母親の)美術館のほうでも?
「続きましたよね。育児でけっこう寝不足になったりとかが多かったので、たまたま重なったというような状況ですかね」
あくまでも薬は服用していないと主張し、「なんでそんなに薬にこだわるんですかねぇ」と独り言のように語る華原。
華原は2019年8月に未婚のまま男児を出産。
しかし、その男児をめぐっても最近、騒動を起こしていた。
9月11日に発売された『FRIDAY』で、友人のバイオリニスト・高嶋ちさ子から紹介されたベビーシッターに息子が虐待されていたとする記事が写真付きで掲載されたのだ。
写真は自宅の監視カメラの動画を切り取ったもので、ベビーシッターが足首を持って逆さ吊りにした状態が映っていた。華原本人も『FRIDAY』の直撃取材に虐待は事実だと答えている。
「あやしていると説明されても、私としては理解ができない」
――動画の内容は、立って逆さ吊り? 座って逆さ吊り?
「座っている状態です」
――あやしているだけで、逆さ吊りは一瞬では?
「いや、きちんと何度も見ましたけど、息子は飲み物を哺乳瓶で口に咥えてたんですよ。
それで、飲み物を飲んでる最中に逆さ吊りっていうのが一回あって、で、そのあと揺さぶられて、ボーッとしてるんですよ、そのあとに。
それでまたと哺乳瓶を取り上げて上と下、上と下となんかこうあやすみたいな感じで、息子はドリンクが欲しいじゃないですか、それを(息子が)取りにいって、また逆さ吊りにするっていう。
逆さ吊りの状態は5秒ぐらいある。児童虐待(防止)法というのがありまして、身体虐待というのがあって、そこには『逆さ吊り』と書いてあるんですよ。
だから、どんなにあやしていると説明されても、私としては理解ができないんですよね、それは」
3.「警察に『華原さんじゃないですか』と言われて」
小誌記者もその動画の一部を確認したが、ベビーシッターが子供をあやす過程で2秒ほど逆さ吊りで男児を揺らす状態があった。
しかし、それが虐待にあたるものかどうかは判断しかねた。
華原の自宅には、死角がないように、全部屋にカメラが設置されているという。
――カメラはもともとついていた?
「つけたんですよ」
――シッターさんが来てから?
「いや、違います。生まれてすぐですね。大企業に勤めている次期社長だといわれている友達がいるんですけど、その人からの注意点で『自分の大事な子供をね、人に預けるっていうふうになってね、事件になったりとかしたらね、証拠がなかったら、結局なにも言えないよ』というところから始まって、ものすごい大金をはたいてつけたんですよ」
――動画を持って警察に相談に行った?
「行きました」
――警察の対応は?
「えーっと、初めは帽子とマスクで行ったんですけど、あのー、『これは事件性になるのは低いよ』と言われて、『職業は?』と言われたときに、『帽子とマスクを取ってください』と言われて、『華原さんじゃないですか』と言われて、それでなんかあのー、すぐにでもシッターを事情聴取というかたちでというふうに聞いてたんですけども。
なんかふざけた話しかしてこないんですよ。『車はなに乗ってるのー?』とか。
なんで(息子が)こんな目にあっているのに被害届を出させてもらえない、受け取ってもらえない状態なのかがよくわからないですね」
高嶋ちさ子と尾木プロに取材すると…
高嶋ちさ子に“虐待疑惑”についての見解を尋ねると、所属事務所の担当者は、
「高嶋は華原さんのお子さんのことを考えると、今回はコメントを差し控えたほうがいいと思うと話しています」
と答えた。
尾木プロに契約解除の理由は薬物乱用ではないかと尋ねたが、
「自分自身で自由に発信したいという本人と、SNSの運用方針を巡って意見の相違があり、この度は本人の申し出で契約解除となりました」
と回答した。
「週刊文春」9月17日(木)発売号では、華原の2度にわたる契約解除の理由や、過去に薬物乱用によって起こしたトラブルなどについて詳報する。
【URL】https://bunshun.jp/articles/-/40272