2005/07/06
<警官が安易に発砲しても、誰も不思議に思わない。そんな社会が到来した。子供たちの間で、理解不能な事件が多発しているが、まさか公僕、警察官が安易に発砲しても、それが事件として取り上げられない、恐怖統治国家になってしまったのか???「警官の発砲」は、昔なら威嚇だけでも問題視されたが、昨今は殺しても、さして問題視されない。何と言う世の中になってしまったのか(T_T)警察の内部告発には、事実を隠蔽し、市民は誰を頼りにしたら良いのだろうか?この国も銃の所持を解禁し、自分で自分の身を守るしかないのだろうか???この件に関しては、キーワードは、「絶望」ではないか?グローバルスタンダードという名のアメリカ基準が押し付けられ、1泊何十万円のホテルに泊まれる人と、次々と生活保護、一家心中へと向かう貧困層。まさに、狂った果実!狂った社会!>
埼玉県蕨市の路上で4月末、職務質問によるトラブルから警官が発砲し、戸田市の運転手の男性(34)が重傷を負った事件で、男性が今月4日に蕨署の男性巡査部長(53)を殺人未遂と特別公務員暴行陵虐致傷容疑でさいたま地検に告訴し、受理されたことが分かった。
県警の調べでは、4月30日午前1時15分ごろ、巡回中の巡査部長らが無灯火で自転車に乗っていた男性の親類(49)を職務質問し口論になった。男性が駆けつけ、巡査部長の胸ぐらやネクタイをつかみ、もみ合いになった。さらに「殺してやる」などと怒鳴ったため、巡査部長は威嚇せず拳銃1発を発砲し、男性は胸に重傷を負った。【村上尊一】
[毎日新聞7月6日]