2005/11/06
<急がれる、治安対策!!警察官を増やしたり、刑罰の強化だけで治安は回復するか('_';?)??>
四日午前十一時半ごろ、高崎市矢中町の特定郵便局、高崎矢中郵便局(発地富士雄局長)に男が押し入った。女性局員に「五百万円出せ」と書いた紙を示し、灯油のような液体を床にまいて現金を奪おうとしたが、何も取らずに逃げ出し、発地局長らに路上で取り押さえられた。客はおらず、職員にけがはなかった。高崎署は強盗未遂の現行犯で、同所、無職、大堀昭男容疑者(55)を逮捕した。
同署の調べなどによると、大堀容疑者は黒い帽子と白いマスクを付けて同郵便局に侵入。カウンターで女性局員に現金を要求する紙を見せた後、持参したペットボトルに入った液体を床にまき、「早くしろ」などと現金を要求した。発地局長が「こっちには消火器がある」と応じると、逃げ出したという。
自転車を押しながら逃走していた大堀容疑者を、発地局長と男性局員が郵便局から約十メートル離れた路上で取り押さえ、一一〇番通報で駆けつけた同署員に引き渡した。
調べに対し、大堀容疑者は「失業中で生活が苦しかった」と供述。ペットボトルのほかに刃物なども所持していたという。
発地局長は「はじめはびっくりしたが、犯人はひ弱な感じでゆっくり自転車を押していたので捕まえられた」と話している。
現場は国道17号倉賀野西交差点から約四百メートル北の住宅街の一角。近所の七十代の女性は「こんなところで強盗があるなんて。怖くて体が震えた」と顔を曇らせていた。
【URL】http://www.police.pref.gunma.jp/