2005/11/20
<民放キー局の番組で、ビル・トッテン氏が休暇('_';?)から帰ってきた。ジュリアとしてはビル・トッテン氏の意表をついたコメントが面白かっただけに、また帰ってきてもらえてとても嬉しい。まみちゃんも好きだけど・・・。今日の番組では、日本人のコメンテーターから、「日本国民の思考・行動を憂慮する」とのコメントが、以前、23時からの番組で、「この国では、メディアが国民を批判する習慣がない」と言った、コメントとダブって興味深かった。ジュリア的には、メディアは、己の信念を貫き、また、コメンテーターは企業からも独立した視点で独自の信念を貫き、己の良心にしたがって、間違っていると思えば、大いに国民を批判してもいいと思っている!
そもそも、メディアは国営放送は別としても、民放放送局では、企業からのCM料金により運営されているので、民放では企業と視聴率が重要なのは理解できるが、もう一つ大事なことは、企業、特にメディアの「社会貢献」ということだと思う。企業は、利益を追求するが、もしそれしか考えていなければ、やがて滅びるだろう。利益も大事だが、「社会貢献」という、基本理念というもう一つの車輪があって、はじめて永続的な発展が約束されると確信している。
だから、企業、民放メディアは、視聴者の意見を聞くことも大事だが、ある場合にはメディア独自のポリシー、理念を貫くことも大事だと考える。特に、報道番組は、時には政府にも、権力にも、CMを流す企業にも、そして視聴者にも迎合しない、報道メディアの独自性というものが大変重要だと考える。企業、メディアは、まず「理想と正義と社会貢献」という経営哲学があって、そののちに視聴者への配慮、利潤の追求、番組提供者への配慮、法と国家への尊敬の念を持つべきではないでしょうか。また、同じメディア企業内でも、シャンシャン大会ではなく、個人の独自の意見が尊重されるべきだと考えています。
国営放送でも、様々な批判があったせいか、日々改革、改新され、国税を使った採算を度外視した、障害者等、見る人が少なくて、それでも必要性の高い番組や、採算面で不利な、地方への配慮をした番組等、民放には出来ない放送が毎日配信されていることは、民放と国営と、両方を見聴きして、判断できるという貴重な判断材料を提供してくれているという点で、大変ありがたく感じており、また、高く評価しています。
しかし、それでも満足できないのが貪欲で身勝手な視聴者であり、社会の変化に応じて、国営、民放共にさならる改新と、最終的な社会貢献と、日本に住む人間と、世界中の人間の平和と幸福に貢献なさることをリクエストする所であります。>
【URL】http://www.asahi-net.or.jp/~dj7n-nkn/index2.html