2006/10/02
現職のルラ大統領は、中道左派、労働党と言うが、実際には貧困層に給付金を無償で支給したり、とても中道とは語れないではか!!??言って見れば、労働党ルラ氏は、真性左翼と言うべきで、とても中道左派とは言えないだろう。
では、社会民主党は中道右派か???そんなこと聞いたことないぞ!!社民党こそ修正社会主義の常道、中道左派政党ではないか??
結局、21世紀の大国、ブラジルは、どちらにころんでも左翼政権、ということだ!!!つまり、ブラジルは、事実上、左派政党しか存在しないのだ。
現在、ブラジルは、アングロサクソン合衆国(USA)から距離を取って、独自路線を進もうとしている。ラテンアメリカは、やがて左派、ブラジル、ベネズエラを中心として、貧困の撲滅と反アングロサクソン主義、反アメリカングローバリゼイション、貧富の格差の少ない社会へと移行していくだろう。また、スペイン、ポルトガル、フランス、イタリアなど、ラテン系ヨーロッパとの連携を強化し、脱USA、EUとの連携強化へと向かうだろう。
この様な状況下で、いつまでも米国の51番目の州としての地位に甘んじ、安保と称してアメリカの世界戦略に加担し、「日本はキャッスディスペンサー」と言われ、バカにされてもアメリカにペコペコしている日本という国は、それこそ世界の負け組みになるだろう。
ブラジル大統領選、決選投票に
ブラジルで1日、任期満了に伴う大統領選の投開票が行われ、現職のルラ大統領がリードしましたが、過半数を獲得することは出来ず、決選投票に持ち越されることになりました。
ブラジルの中央選管にあたる選挙裁判所の中間集計によりますと、開票率99.20%で、現職のルラ大統領の得票率は48.65%に留まり、過半数には届きませんでした。
2位は41.58%を獲得した野党・ブラジル社会民主党のアルキミン前サンパウロ州知事で、決着は今月29日、この両者による決選投票に持ち越されることが確定しました。
中道左派・労働党のルラ大統領は貧困層の支持を集め、一貫して選挙戦をリードしてきましたが、労働党による政治資金の不正使用などのスキャンダルで側近や閣僚の辞任が相次ぎ、選挙戦終盤になってアルキミン氏が批判票を取り込み、追い上げる形となっていました。
【URL】http://www.geocities.co.jp/CollegeLife-Cafe/1966/spd.html