2006/01/15
<前原氏の対米協調、自衛隊が軍隊と国として認めること、には賛成だ。日米安保は個人的には今は不必要、もしくは、同盟関係はあっても、事実上の基地完全撤退を前提として、対米協調、対欧州同盟、ASEANへの正式加盟、国連至上主義をジュリアは主張する。前原氏とは似た考え方だ。
しかし、内政面での政策は、負け組みへの過酷な逆進税を黙認し、格差社会に問題を示せなく、「経済至上主義」を唱える点は最悪の人物だ。経済状態が悪くても、人々が等しく貧しさを共有できる社会の方がいいのではないか?ジュリアは幸せ感至上主義だ!そこが前原氏の保守路線と決定的に違う。
ジュリアの政策は、安保、外交では強硬派、しかし内政では貧困層、中間層重視の純粋左翼政権型であり、それはフランス社会党、ドイツ社会民主党、イギリス労働党、ニュージーランド労働党型の政権だ。対米協調するも、距離を置く、欧州重視、ASEAN重視の外交路線だ。
ジュリアは、内政面では完全左翼型、脱資本主義型、幸せ感至上主義型、貧困層、中間層重視型だ。この点は前原保守政策と決定的に違っている。
ジュリアは防衛政策についてのみ前原氏を支持するが、内政面では、早く自民党へ移った方がいいと考えている。
前原更迭、左翼の復権が悲願だ!>
■集約無理なら不出馬 外交・安保で前原氏
民主党の前原誠司代表は14日午前の民放テレビ番組で、外交・安全保障などの基本政策について党内で意見集約できない場合は再選となる9月の代表選には出馬しない考えを表明した。
前原氏はこれまで自らが唱える集団的自衛権の行使容認や中国脅威論に沿って6月までに党見解を取りまとめる方針を示しており、「退路」を断つ姿勢を示すことで、意見集約に向けた決意を強調したものだ。
番組で前原氏は、代表選で再選を目指すかについて「まだ考えていない」とした上で「公約として言っている(党の)外交・安全保障ビジョン、内政ビジョンをまとめきれるかどうかにかかっている」と強調。「まとめきれなければ代表であり続けることはできない」と言明した。
特に、民主党のアキレスけんとされる外交・安保政策に関して「徹底的に議論する」とし、意見集約では多数決での決定もあり得るとの考えを重ねて示した。
【URL】http://www.parti-socialiste.fr/tiki-index.php