2007/10/17
NHKニュースによると、生活保護世帯の年収は、96万円(持ち家)、135(借家)であり、母子家庭の平均年収は役210万円であると発表された。
また、貯蓄についていうと、生活保護世帯では、1万円以下がほとんどであるのに対し、母子世帯では、50万円以下が約半分を占めている。
NHKでは、母子世帯でも厳しい生活と論評しており、生活保護の年収100万円が、果たして、「健康で文化的な生活」に該当するか、疑問視する声があがりそうだ。
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厚生労働省は、1人親の世帯への支援策を検討するため、昨年度、全国の母子世帯や父子世帯、あわせておよそ1750世帯を対象に収入調査をしました。
それによりますと、母子世帯の平均収入は213万円と、平成15年度に行った前回の調査と比べて1万円増え、ほぼ横ばいとなっています。すべての世帯の平均と比べますと38%にとどまり、母子世帯が苦しい生活を送っていることがあらためて明らかになりました。
また、母子世帯の預貯金額は「50万円未満」が48%と最も多く、次いで「100万円以上、200万円未満」が8%、「50万円以上、100万円未満」が7%などとなっています。
母子世帯の母親は85%が就業し、雇用の形態では、臨時・パートが44%と前回の調査より5ポイント減っているに対し、常用雇用は43%と4ポイント上昇しています。厚生労働省は、「景気の回復によって雇用情勢が改善したことなどの影響が見られる」と話しています。