2005/08/02
<自民のレッドパージ攻勢!特別高等警察、ゲシュタポを連想する。この様な取材拒否は、民主主義と報道の自由への挑戦であり、絶対にゆるす訳にはいかない!!自民の極右化、NHKとの癒着、言論統制を成敗せよ!!>
<自民役員>朝日の取材拒否 会見以外、自粛を要請
自民党の武部勤幹事長は1日、NHKの特集番組に絡む朝日新聞の社内資料が同日発売の「月刊現代」(9月号)に掲載された疑いがある問題で「党役員が当面、会見以外の朝日記者の取材に応じることを自粛する」として、事実上、取材拒否することを明らかにした。この日の役員会で了承した。取材拒否を役員会で機関決定したのは初めてという。また、党の「朝日新聞の問題報道に関する調査プロジェクトチーム」(佐田玄一郎座長)は同日、朝日の秋山耿太郎社長あてに、取材資料流出と月刊現代への記事掲載に関する事実関係が明らかになるまでの取材自粛を求める通知書を送った。
◇NHK特番問題の取材資料流出?
通知書は、月刊現代が松尾武元NHK放送総局長、中川昭一経済産業相、安倍晋三自民党幹事長代理と朝日記者との「証言記録」を入手したとしていることについて、朝日記者が深く関与していたことが濃厚と指摘した。そのうえで(1)取材記者は松尾氏をだまし、無断で記録し続けているようだが、無断記録で入手した取材資料を基にした新聞記事の作成は、報道機関としての存在価値も揺るがしねない(2)先月29日に朝日が社内資料の流出の可能性を発表した会見では、謝罪もなく、逆に発行元の講談社から記事コピー配布の承諾を得るなど良好な関係が見て取れ、取材資料があることを強調したかっただけの「やらせ」であり、朝日自体が流出に関与している疑念を感じる――などと厳しく批判している。
佐田座長は会見で「朝日の担当記者や幹部、安倍、中川両氏の出席をお願いして公開の場で事実を追及していきたい」と述べた。
◇今後も取材続ける
朝日新聞社広報部の話 社内資料の一部が外部に流出した疑いについて、現在調査中で、調査結果は公表し、関係者にも伝える。通知書で「やらせ」として朝日新聞社が流出に関与しているのではないか、としている点は事実に反している。党役員による取材対応自粛の必要はないと考えており、今後も取材を続ける。