2005/08/08
サマワでデモ隊に警官発砲、55人死傷
自衛隊が駐留するイラク南部のサマワで7日、デモ隊が暴徒化し、警察が発砲、死傷者が出ています。
デモは過去最大の1000人規模で、電力不足などに抗議し、州知事の辞職を求めていました。
デモ隊の一部が警官隊に投石するなど暴徒化したため、警察はデモ隊に発砲、保健当局者によりますと、この発砲で1人が死亡、54人が負傷したということです。
デモ隊は対戦車ロケット砲などを使って反撃したということで、サマワには外出禁止令が出されました。
こうした中、警察署が武装したデモ隊に襲撃され、州警察本部は約100キロ離れたナシリア警察に応援を要請しました。
自衛隊の宿営地はデモが発生した市の中心街から南西方向へ6キロほどの場所にありますが、自衛隊への被害は報告されておらず、今のところ、通常態勢を取っています。(07日23:13)
[8日9時58分更新]
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