2005/02/20
早速、自民党、町村外相は、米帝国に赴いて、ご機嫌伺いをしているようですね。自民党の国防政策ははっきりしているのです!要は、自衛隊は添え物、本体は米軍!何が何でも日米同盟の下、米国にペコペコしてでも、米軍西部軍団司令部が座間に来ても、沖縄でレイプされても、アメリカ追従によってしか国の防衛は考えられない、ということですなぁ。
では、民主党の防衛政策は、どうなっているのか、次期政権政党として、そこの所をはっきりさせて欲しいのです。
現在、北朝鮮の拉致事件で、超党派で経済制裁を検討中ですね。で、北は核兵器所有宣言をして、韓国も核兵器開発計画があったことが発覚し、当然、戦後直ぐに中国共産党は、核実験をして、核ミサイルを保有していることを表明していますね。
しかも、もっとも恐るべきは、核じゃなくて、通常兵器のノドンミサイルですね。これはずっと前から保有され、日本全土が射程距離内で、その数も膨大です。通常ミサイルのノドンは、明らかに日本をターゲットにしたものと考えられます。ノドンミサイルが100発、200発、打ち込まれたら、日本のイージス艦で、全弾撃墜できますか?('_'?)その際の被害予測はどれ位ですか?
そこで、今一つはっきりしない、民主党の国防政策をはっきりさせて欲しいのです。
つまり、第一に、民主党が政権を取った時には、日米安保条約はどうするのか?破棄して単独で、自衛隊だけで防衛を目指すのか????それとも自民党と同じく、日米同盟を存続させ、米国に追従するのか?日米間の経済関係も加味して考察して、本当に日米安保条約を破棄できるのか??第二に、もし日米同盟を破棄して、単独防衛政策に転換するなら、国防予算はどれ位とるのか?現状のままで、充分、他国からの侵略に対処できると考えているのか?また、実際、米国の後ろ盾を失って、日本の外交は、押されっ放しにならないのか?
この点について、次期政権政党として、はっきりとした考え方を国民の前に提示しなければ、国民としては安心して政権を民主党に預けられないのではないでしょうか?
1.日米同盟堅持 2.自衛隊単独防衛 3.その他第3の道 どの様な国防政策をとるのでしょうか???
小生の個人的提案は、次の二つのうちのどちらか、または、二つの兼用です。
0.米国の自国の理念の他国への押し付け、かつ、自国利益最優先主義に反対し、日米同盟を破棄し、米国は対等な友人として付き合う。
自衛隊は現状維持、または、単独防衛を見据えた、より実践的で、単独防衛にふさわしい再編を検討する。
1.日米安保を破棄する代わりに、鞍替えして、EU、就中、フランス、ドイツと新規に軍事同盟を結び、1万人程度の相互派遣を行う。
2.ASEANへの正式加盟により、東南アジア諸国連合の一員となり、アジア諸国の団結により、他国からの侵略に対抗する。
どちらにしても、日本の自衛隊だけでは、他国、北、中国共産党、ロシアの脅威に対抗することは不可能と考え、仏、独との軍事同盟か、ASEANとの軍事同盟か、何れか、または、併用を、民主党には鮮明に提示して欲しいと個人的に考えています。
日米外務・防衛担当の閣僚協議始まる
日本とアメリカの 安全保障問題について 話し合う、外務・防衛担当の 閣僚協議が、ワシントンで 始まりました。日本時間の19日夜遅くから、町村外務大臣と ライス国務長官による初の日米外相会談が 開かれました。北朝鮮の核問題について、6か国協議の早期再開や、平和的解決をめざす方針 などが確認された ものとみられます。このあとは、大野防衛庁長官とラムズフェルド 国防長官も加わって、在日米軍の再編などについて 意見交換し、その共通認識を 戦略目標として 発表することにしています。 (19日 23:57) [20日1時26分更新]
【URL】http://research-dpj.com/