2005/08/25
(同和問題の消極的解決方法について)
方法論としては一理あると思いますよ。
「寝た子」は極端な表現だとは思いますが、少なくともいわゆる同和地区出身者の中には
「敢えて取り上げて欲しくない」と思っている人がいるのも事実です。
むかし道徳の時間で「同和」について学びましたが授業で扱わなければ知らずに終わっていたと思います。
大人になって知ったところで「あっそう」ってくらいにしか思わなかったでしょう。
差別ってのは教育のあるなしが問題なのではなくて結局は個人個人の要素だと思いますよ。
自分の弱い部分を守るために、より弱い者をみつけて虐げることが差別なんです。
同和に限らず男女差別・貧富の差別・学歴差別、民族差別など同じことです。
ですから同和教育と戦争教育を同じように、「忘れてはならないこと」として教育プログラムに組み入れるのには二の足を踏むところです。
誰かが消極的解決方法を選択したからと言ってその人が反人権論者・差別容認とするのは軽率ではないかと思うのは間違いでしょうか?
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