2005/11/04
寝たきりの父親の介護をめぐって口論、兄が弟を刺殺
沖縄県那覇市で、寝たきりの父親の介護をめぐり、兄弟げんかの末に兄が弟を刺し殺しました。
逮捕されたのは沖縄市照屋の無職・名嘉山兼次容疑者(59)で、4日午前3時過ぎ、那覇市首里大名町の53歳の弟の自宅で酒を飲んでいましたが、91歳の父親の介護をめぐって口論となり、台所から包丁を持ち出して弟の左胸を刺しました。警察は名嘉山容疑者を殺人未遂の現行犯で逮捕しましたが、弟が収容先の病院で死亡したため、容疑を殺人に切り替えて取り調べています。警察では、普段、寝たきりの父親を介護している弟が名嘉山容疑者に不満を言ったことに対して、かっとなった名嘉山容疑者が犯行に及んだものとみています。
[4日18時21分更新]