2006/02/02
<小泉氏の経済、労働観が一貫性があることが明瞭となった。彼は一貫した整合性のある理論を持っている。小泉流の「改革」が「格差はその人の周囲の環境と運によって、ハッキリと別れるのが当然」という図式はとても解り易い。「小さな政府」という理論と「競争の先鋭化」、「徹底した効率主義」と「富裕層の権利の擁護」という主張が明瞭に示された。
しかし、その理論は少なくとも、反アジア的であることは間違いないと言えるだろう。遊牧民の発想、植生が貧しく、雑草を肉に変換して、肉を食べる欧米文化のセオリーであり、豊かな植生に恵まれたアジア的思考、アジア的文化に対立する志向性を鮮明にしていると言えるだろう。>
小泉純一郎首相は1日午後の参院予算委員会で、構造改革に伴う経済格差拡大への批判が強まっていることに関し、「わたしは格差が出ることは悪いこととは思っていない」と答弁した。その上で「ようやく今、光が見えてきた」と景気回復の成果を強調する一方、「光が見え出すと影のことを言う(人がいる)。影に対し、どうやって手当てをしていくかが大事だ」と述べ、経済的弱者にも配慮する姿勢を示した。自民党の市川一朗氏が「改革一本やりでいいのか」とただしたのに対し、答えた。
一方、社民党の福島瑞穂氏は「貧困層が増えているという認識はあるか」と、社会構造の現状認識をただしたのに対し、首相は「ますます増えているとの認識はない。どの時代でも成功した人と成功しない人がいる」と述べた。
さらに、首相は「貧困層をなくす対策と同時に、成功をねたむ風潮や能力のある人を引っ張る風潮は厳に慎んでいかないと、社会の発展はない」と答えた。
(時事通信) - 2月1日21時1分更新
下の写真は東南アジアで、50円でマッサージを満喫する西洋人女性と、家計を支える為に白人女性に奴隷扱いされても一生懸命働く、アジア人エスティシャン。
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