2006/06/12
<久々に国会中継を聞きました。今回の国会中継をどれだけの人が生で見聞きしただろうか?大変面白かった、とゆうのが率直な感想だ。
特に、亀井静香議員の質問で、「世の中、空前の好景気、とさわいでいるが、良く考えてみると小泉内閣発足時から下落を続けた株価が外資の投資と、雇用の非正社員化によって、株価が上昇し、バブル期前の水準にもどっただけで、空前の好景気と言う割には減税もないし、実感がわかない。」とし、小泉内閣の実績が取るに足りないものだ、と淡々と批判したのは興味深かった。
また、菅直人氏は、理路整然と筋道を立てて質問し、小泉総理を感情的にさせたり、猪口少子化大臣をヒステリックに反論をさせたり、与謝野大臣をしどろもどろにさせたり、隠れた力量を存分に発揮した。内閣の人たちがおどおどしている姿が滑稽だった。また、日米同盟についての質問で、9.11の際、三沢基地の自衛隊が、米国政府と米軍司令部の命令で、自主的に防衛発動できなくなった事態を引き合いに出し、誰のための日米同盟なのか??日米同盟は日本の国益にプラスになっているのか?日本の主権は確立されているのか、の点に疑問を投げかけたが、首相の答弁はジュリアの納得のいくような理路整然としたものではなかった。これが大統領選挙の公開討論だったら、冷静で理論的な菅氏と感情的な小泉内閣との対比が見るものの興味をそそっただろう。
また、公明党は、合いも変わらず、無難な内閣賛美で終始し、貧乏人から金を巻き上げる創価学会のような宗教団体のようで、気味が悪かった。だいたい宗教団体である創価学会の代理人が国会で政党を作ってよいのだろか??政教分離の原則に反しているのではないか??最高裁の判事に聞いてみたい。
あと、テレビ、ラジオで国会中継があるときで、党や個人の中傷ではなく、政策議論の質問をしている時に、ヤジを飛ばして質問者に迷惑を掛けるのは、質問者への攻撃ではなく、視聴者の知る権利の妨害であることをわきまえて、国権の最高機関にふさわしい紳士的な態度を保守政党のヤジ好きの議員さまには求めたい。
また、安部官房長官の答弁も聞いたが、ジュリアの個人的感想だが、彼は人間的にあまり大きな器の人間ではないような気がした。このままでは阿部氏が次の総理になる可能性が高いが、どこか不安感を感じさせる印象がある。さとりきったようなドーンと構えたところがない様に見受けられて不安だ。>
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